保育施設や子どもに関わる人などに向けて

保育所等訪問支援とは、子どもが安心して集団生活を送れる環境を整え、保護者と施設職員が情報を共有し、一貫した支援を提供することで、子どもが自信を持って活動できることを目指します。

発達に課題のある子どもが保育所や学校などの集団生活に円滑に適応できるよう、専門的な知識を持つ支援員が施設を訪問し、子どもへの直接的な支援と施設職員への間接的な助言を行う児童福祉法に基づくサービスです。

利用の流れ(準備中)

1.利用相談
まず、市区町村の障害福祉担当窓口や、児童発達支援センター、障害児相談支援事業所などに相談し、保育所等訪問支援について説明を受けます。

2.見学・面談
いくつかの事業所について情報を集め、気になる事業所が見つかったら見学や面談を行います。サービスの内容や料金体系、スタッフの専門性などを確認しましょう。

3.申請手続き
利用する事業所が決まったら、市区町村の窓口で通所受給者証の申請を行います。
必要書類: 申請書に加えて、自治体によっては医師の意見書や療育相談の結果を求められる場合があります。
申請後: 申請後は、市区町村による審査が行われます。

4.通所受給者証の取得
審査が通れば、市区町村から通所受給者証が交付されます。これにより、保育所等訪問支援の利用が可能になります。

5.契約・訪問支援計画の作成
通所受給者証を持って、利用する事業所と正式な契約を結びます。その際、お子さまの様子や困りごと、目標などを共有し、支援内容を具体的に定めた「個別支援計画」を作成します。

6.支援の実施
契約後、事業所の支援員が保育所や幼稚園、学校などの集団生活の場を訪問し、個別支援計画に基づいて支援を行います。
お子さまへの直接的なサポート
訪問先施設の先生への助言や情報共有

7.モニタリング
支援が始まってからも、定期的に支援員、保護者、訪問先施設の先生、事業所が面談を行います。目標の達成度合いなどを確認し、必要に応じて支援計画の見直しが行われます。

現場で働く職員の「気づき」と「実践力」を高める研修です。明日からの支援が、もっと前向きに取り組めるようになります。
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